日本円以外からも売り買い出来るのがFXの魅力

通貨はペアで考える

　ドルが上がりそうだから今のうちに買っておこうと思った場合、 日本人なら日本円でドルを買うとイメージするのが普通だと思います。

　この場合、ドルを買って円を売るという事になります。

　ドルの買いはイメージしやすいと思いますが、 円の売りという言葉はイメージし難いのではないでしょうか。

　上記の場合、相手からしてみればドルを払って円を買うということなので、 そう考えるとこちらは円を売ったことになりますよね。

　ドルを買って円を売った場合、”ドル/円を買う”と表記します。

　FXではドルを買って円を売ったり、 スイスフランを買ってドルを売ったりと”通貨”対”通貨”というペアで考える事が基本になります。

　”日本円”対”外貨”はわかりやすいと思いますが、 ”ドル”対”スイスフラン”のような ”外貨”対”外貨”というのはイメージが湧かない方もいるのではないでしょうか??

　単にドルを買おうと思った場合でも、FXでは

　● 円でドルを買う
　● スイスフランでドルを買う
　● ユーロでドルを買う

など、様々な通貨を使ってドルを買うことが出来ます。

　つまり、 ドルが上がりそうでユーロが下がりそう、 そして日本円はさほど変わらないだろうといった時、 ”ドルを買ってユーロを売る”方が”ドルを買って円を売る”事と比べて利益の幅が上がる可能性が高くなるという事です。

　これは先に売りをした場合にも同じことが言えます。 ちなみにドルを売って円を買う場合は”ドル/円を売る”という表記になります。

　少し難しいですが、慣れてくるとしっかり理解できるようになると思います。